生活支援隊・介護予防応援隊とは 【脱サラ夫】

こんばんは。

夫婦で介護ビジネスを始めた天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。

 

相変わらず人集めって大変ですね。

本日応募課金型の求人サイトからまた求人応募が来たのですが面接まで辿り着かず。。。

さすがにこの状況はまずいと思いサイト元にクレームを入れました。

だって6人の応募があって採用0、面接したのは1名で残りは全て面接前に辞退ですよ。

これではどこぞの求人広告の媒体と変わらないでしょ。。。

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さて、話は変わって「生活支援隊・介護予防応援隊」というのを聞いたことありますでしょうか。私がいる東京都国分寺市では「生活支援隊・介護予防応援隊」と呼んでいるみたいですが、「生活援助型訪問サービス従事者」や「訪問型サービスA従事者」などと市区町村によって呼び名が違うみたいです。

 

生活支援隊・介護予防応援隊とは市区町村やその長が指定する事業者が実施する研修(介護職員初任者研修のプログラムを参考にした短い研修)を受け、それを修了した方々のことを言います。

 

この研修を修了した方は、介護保険法に基づく「要支援」の方に対する「生活援助サービス」を提供することが出来るようになります。

つまり、身体介護は出来ませんが、お掃除や洗濯、調理に買い物などの生活援助サービスを専門に行える方々ということになります。

 

今回、厚生労働省は生活援助サービスの区分を明確化したところもありました。

例えば、認知症高齢者と冷蔵庫の整理をすることで生活経験を取り戻す行為などは一見すると生活援助に思えるが身体介護に分類される。

このように生活援助と身体介護が具体的に明確化され、かつ皆がしっかりと理解できるようになれば生活援助サービスを専門に行える方々が増えていってもよいのかなと個人的には少し思っています。

 

そして「要支援」に認定されている方々は一部不自由なところがありますが基本的には皆さん社会との交流を持てている方が多いです。

すなわち緊急事態が起きることはゼロではありませんがある程度の研修を受けた方であれば事業所がフォローしていけば何ら問題はないのかと思います。

 

 

とにかく今、介護業界は人材が足りてません。

裾野を広げて人材を確保していくことは良いことだと思います。この「生活支援隊・介護予防応援隊」の方々が生活援助サービスを通して新たに学んでいこうと考え、介護職員が増えていくことを望んでいます。

 

ちなみに国分寺市では研修を修了されている方が既に40人ほどいるみたいです。

来月この方々と事業所のマッチングをするためのフォローアップ研修を行うと案内がありました。

もちろん行きます!と言いたかったのにスケジュール的に無理な日にちと時間帯。

残念ながら参加出来ませんが今後も定期的に行っていくとのことでしたので次回に期待したいと思います。

 

どんな方々が研修を修了されているのか、そしてどのくらいのモチベーションをお持ちなのか、、、会ってみないとわからないですね。

私たちのように小さな事業所は全員現場に出ないといけないので3パターンくらい時間を分けて組んでほしいと高齢福祉課の方には要望しておきました!

 

よき出会いがあればいいですね。

本日もここまでお読み頂き有難うございました。

 

 

訪問介護におけるサービス提供時間 【脱サラ夫】

こんばんは。

夫婦で介護ビジネスを始めた天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。

 

今日は珍しく天使ママの午後のスケジュールが空っぽ。

隔週で入っているサービスがあったり水曜日にサービスがずれたりで本当にたまにですがこんな日もあります。

ということで午前のサービスが終わったらご飯も食べずにそそくさと帰宅していきました。

最近忙しさでイライラしてたので(これを言うとまた怒られる…)たまには駅周辺でのんびりでもしてください。

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今日は訪問介護における援助時間についてお話したいと思います。

まず、訪問介護は身体介護と生活援助の2種類にわかれることは以前からお話をしておりますが、おさらいすると身体介護は主に利用者様の身体に触れてケアサービスをすること、生活援助は主に家事全般の援助を行うことですね。

 

ここでは時間について説明をしたいと思います。

身体介護は20分未満のサービス内容が最少となります。

■ 身体介護01・・・20分未満

20分未満で出来ることと言えば服薬介助や口腔ケアの単発だけのサービスでしょうか。

私たちの事業所では身体介護01のサービス提供は現在ありません。

■ 身体介護1・・・20分以上30分未満

デイサービスの送り出し&迎え入れや朝の起床介助、服薬介助含む安否確認などは30分設定で行うことが多いです。

■ 身体介護2・・・60分

皆さんがイメージする介護サービスが身体介護2で行うことが多いです。

例えば入浴介助、全身清拭、部分浴(手・足・陰部・臀部)、食事介助などなど

 

生活援助は20分以上45分未満のサービス内容が最小となります。

■ 生活援助2・・・20分以上45分未満

45分で行うのがほとんどですね。

掃除案件が多いでしょうか。お家の広さによって掃除できる箇所が異なりますが45分だと掃除機掛け+床拭きやお風呂掃除+トイレ掃除など部分的に掃除することが多いですね。

■ 生活援助3・・・45分以上

うちの事業所では60分で設定しています。

買い物代行、調理、掃除(全体をする場合)などでこのサービスも結構多いですね。

 

60分以上サービスを提供する場合は身体と生活をミックスして行うのが多いです。

■ 身体1生活1・・・身体30分・生活30分

■ 身体1生活2・・・身体30分・生活60分

■ 身体2生活1・・・身体60分・生活30分

これらは身体介護と生活援助を組み合わせているので身体も生活援助も同時に提供することが出来ます。

長時間のサービスを希望される場合に選択されることが多いですね。

 

このように希望されるサービスによってだいたいの時間が決まっています。

時間によって報酬単位も異なりますので、ご利用者様が介護保険内でサービスを受けられるようにケアマネさんが上手にプランを組み立ててるんですね。

 

買い物+調理など人によって時間が異なるサービスもあるので一概にこれと決めつけるのは難しいんですけどね。

 

以上、天使ママが休息している間に身体介護2のサービスに行ってきます。

本日もここまでお読み頂き有難うございました。